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習い事をせず年間20万円以上節約

テニスや野球、サッカーなどの部活動は道具代や交通費がかかり、年間10~30万円の出費です。習い事の出費を下げる方法を紹介します。

部活の一番人気は男子が野球、女子がソフトテニス

ベネッセ教育総合研究所は、日本中学校体育連盟(中体連)の資料をもとに中体連への加盟生徒数をグラフで公表しています。

学費
(出典:ベネッセ教育総合研究所「中学生」)

グラフを見る限り、所属している部活動で人数が多いのは、男子中学生が野球、女子中学生がソフトテニスです。

野球は年間21万円、サッカーは年間18万円かかる

山田静江氏の著書『大学卒業までに必要な「子どもにかかる」お金』には各部活の費用が詳しく掲載しており、その一部を抜粋すると以下のようになります。

種類 金額
テニス 48万円
バレエ 22万円
野球 21万円
サッカー 18万円
水泳 10万円
ピアノ 年間15万円+楽器費用

バレエ:年間22万円

月謝は8000円程度ですが、衣装代計2万円など、発表会用の費用がかかるため、年間22万円かかります。

野球:年間21万円

月謝は2000円程度という低価格ですが、ユニフォームやクラブなどの衣装代・道具代に中学3年間に21万円。また、試合の交通費や合宿費用に数十万円かかります。そのため、小学生では年間16万円、中学生では31万円の費用が必要です。

サッカー:年間18万円

月謝は5000円~1万円程度ですが、野球と同様にユニフォームやシューズ、交通費、合宿費用にお金がかかります。そのため、小学生では年間12万円、中学生では30万円の費用が必要です。

水泳:年間10万円

月謝は5000円~1万円程度です。水着とゴーグル、帽子のみで大会に参加でき、大会も頻繁にはないため、交通費なども少なく済みます。

ピアノ:年間15万円+楽器費用

月謝は1万円程度であり、発表会も少ないので、費用は年間15万円ほどで済みます。しかし、楽器が数万~数十万円、中には数百万円かかりますので、人によってはどのクラブよりお金が必要です。

習い事にかかる費用を詳しく見ると、試合や発表会が頻繁にある習い事ほど、活動費用が多い傾向にあります。

習い事の費用を下げるには

一番いい方法は、習い事をしないことです。習い事をする場合でも、「道具代がかからず」、「試合も少ない」モノを選べば家計に負担をかけずに済みます。試合数や道具代は、部活の顧問に聞くと教えてくれるでしょう。