お金がなくて介護費が支払えない時は生活保護

お金がなく介護費が支払えない時、生活保護者になれば介護費はグッと下がります。

詳しく見ると、介護状態の度合いで最低ランクの「要支援1」なら月2.8万円、最高ランクの「要介護5」なら月10.7万円の費用が必要です。

そして、お金がかかるのは在宅介護などの「在宅サービス」ではなく老人ホームなどの「施設サービス」です。

HOME'S「老人ホーム・介護施設の費用・料金」で紹介されていますが、有料老人ホームや介護保険施設では以下の料金がかかります。

一般の人が介護サービスを受ける際は、公的な介護サービス費の1割を負担します。

一方、生活保護者は公的な介護サービスを無料で受けることができます。非公的な介護サービスについては全額負担ですが、生活保護費があるので安心です。

介護の施設サービスには「グループホーム」という軽～中程度の認知症患者を受け入れる施設があります。

市町村の判断によって異なりますが、グループホームは介護保険でいう介護施設とはなっていないため、生活保護者はグループホームに入れない場合があります。

よって公的サービスは無料ですが非公的サービスは有料なため、生活保護は万能な介護保険ではありません。