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葬式やお墓は、仏教には不要

宗教評論家のひろさちや氏によれば、仏教で葬式やお墓は本来不要です。仏教と葬式・お墓の関係を紹介します。

キリシタン弾圧のために、現代の葬式が始まった

かつて、葬式をする日本人はごく一部に限られ、多くの人は独自の方法で死者を葬っていました。

しかし江戸幕府の頃、キリスト教弾圧のために檀家制度を導入して、全国民を強制的に仏教徒に、そして葬式をさせます。

そして、葬儀費用を最も安くする方法で紹介しましたが、現代の葬式は200万円もするため、仏教団体の巨大収入源となっています。

檀家制度の導入以降、仏教団体の主な収入源は葬儀や法事となり、現代の仏教団体でも同じです。

浄土に行くか、来世幸せに生まれるかは、現在の行いで決まる

仏教の本来の考えでは、立派な葬式をしたから浄土に行くのではありませんし、立派な葬式をしたから来世幸せに生まれ変わるのではありません。

現在の正しい行いによって、浄土に行く、または来世幸せに生まれ変わるかが決まるのです。

よって、立派な葬式をする必要もありませんし、葬式すら本来は不要です。

本当の仏教では死体は捨てる、墓は不要

釈迦の説いたインド仏教を、そのまま受け継いでいるのはチベット仏教です。

チベット仏教の葬式では、死体はハゲタカ(鳥)に食べさせます。火葬する地域もありますが、遺灰は山に捨てます。

また、現在のインドでも死体は火葬するのが一般的で、遺灰は川に流します。

本体の仏教では輪廻転生を信じており、私達は死後49日で生まれ変わります。よって、自然から貰った命を自然に返すのが基本的な考えです。

49日でこの世にまた生まれ変わるため、お墓も不要です。