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使っていない給湯器が原因で、冬に電気代がグッと上がる

ガス給湯器を使わなくとも、冬は凍結防止ヒーターが作動して1000円以上の電気代がムダになります。そこで、凍結防止ヒーターを安全に停止する方法を紹介します。

電気メーターが回り続ける原因は、凍結防止ヒーターだった

冷蔵庫やエアコンなど、自宅の家電製品をすべて停止させているにも関わらず、冬に電気メーターがグングン回り続ける原因はガス給湯器の凍結防止ヒーターのせいでした。

さよならガス!電気でお風呂を沸かすでも紹介しましたが、プロパンガスは料金が高いので、私はガスの契約を切ってお風呂は電気で沸かしています。

しかし、自宅の外に設置してあるガス給湯器の電源は抜いておらず、寒くなると凍結防止ヒーターが作動してムダな電気が流れていました。

私の住んでいる所は標高が高くて冬は寒いので、我が家のガス給湯器の80W凍結防止ヒーターが1日24時間作動し続けています。よって、1ヶ月の電気代は

80W×24時間×30日×0.022円/W=1,267円

になります。

凍結防止ヒーターを安全に停止する方法

ノーリツ「凍結による給湯機器の破損(故障)予防のお願い」で紹介していますが、凍結防止ヒーターは凍結による給湯器の故障を防ぐ目的で作動しています。凍結により給湯器が故障したときの修理は、保証期間内でも有料修理になるので注意してください。

ここからは自己責任のもと、凍結防止ヒーターを安全に停止する方法を紹介します。

まず、自宅の外に設置してあるガス給湯器の電源プラグを抜き、排水栓をゆるめます。これだけで作業終了です。念のため電気メーターを確認しましたが、ほとんど回っていません。やはり、電気メーターがグングン回る原因はガス給湯器の凍結防止ヒーターでした。

水道代はかからない

ガス給湯器の排水栓を緩めると、水が毎秒1滴ずつ流れ落ちます。しかし、この程度の水量では水道代は全くかかりません。0円です。

念のため水道メーターのパイロット(水が流れているか確認できる測り)を確認しましたが、全く回っていないため、水道代は全くかかりません。